耳の診療|北九州市門司区大里の耳鼻科|かながわ耳鼻咽喉科

〒800-0024福岡県北九州市門司区大里戸ノ上1丁目16-9

093-342-9072

インターネットで
今日の順番を取る
LINEで今日の
順番を取る
待合室イメージ

耳の診療

耳の診療|北九州市門司区大里の耳鼻科|かながわ耳鼻咽喉科

耳の診療

当院では耳に対し拡大鏡、内視鏡、顕微鏡、細菌検査、C T、聴力検査、ティンパノメトリー(鼓膜の張力を調べる検査のこと)で適切に診断し、治療に繋げていきます。

当院の院長が補聴器や難聴身体障害に関わる様々な資格を有しているので、専門的な意見をご希望の方は遠慮なくご相談ください。

 

耳の病気

耳垢

耳垢が詰まった状態を耳垢栓塞といい、耳栓のようになってしまうことがあります。無理に自分で耳掃除をすると耳内を傷つける場合があるので当院へご来院ください。当院では顕微鏡下で耳の中を観察しながら、耳垢鉗子や吸引により丁寧に耳垢を取り除きます。点耳薬で数日間耳垢を軟らかくしてから取り除くこともあります。

外耳道(耳の穴)の遺物

お子さんが小さなおもちゃや食べ物を耳の穴に入れてしまったり、大人が綿棒の先などを耳の奥に入れて取れなくなることがあります。当院では、顕微鏡で耳内を観察し、専用のフックや鉗子を使って異物を摘出します。

外耳炎

外耳炎とは、不潔な耳かきやイヤホンなどで耳の中を傷つけてしまい、そこに細菌が入ることで発症します。
軽症では、耳の痛み、かゆみ、耳だれなどのみですが、
重症になると聞こえが悪くなったり、耳鳴りを伴ったりします。
耳鼻咽喉科を受診すると早く治るので当院へご来院ください。

外耳道真菌症

外耳道にカビ(真菌)が感染して炎症を起こす疾患です。
外耳炎が特にひどくなることで起こることが多く
治療は、カビを検査で特定した後、外耳道を洗浄し、抗真菌剤の塗布や点耳をします。難治性になりやすく定期通院が必要なこともあります。

急性中耳炎

鼓膜より内側の中耳で炎症を起こす疾患で、主に小児が風邪をひいた後、鼻の奥の細菌が中耳につながる耳管を介して感染することで起こります。大人でも飛行機に乗った後などでなることがあります。鼻水やのどの痛みなどの症状に続いて、強い耳の痛みや発熱、耳だれ、耳がつまった感じ、聞こえにくさなどが生じます。急性中耳炎の治療では、鼻の治療と細菌を抑える抗生剤の投与でほとんどは完治しますが、痛みが強い場合やなかなか熱が下がらないといった重症のケースでは、速やかに鼓膜を切開して排膿する必要がありますので当院へご来院ください。

滲出性(しんしゅつせい)中耳炎

主に急性中耳炎を繰り返す小さなお子さんにみられる疾患で、中耳に水がたまって起こる疾患です。ご高齢の方にみられることも多く、この場合、耳管機能の老化が主な原因です。急性中耳炎や鼻炎から移行する場合が多いです。
無症状から難聴まで症状は様々で、幼児では気づかないことも少なくありません。「普通に呼びかけても振り向かない」、「テレビの音が大きい」、「鼻の調子がずっと良くない」といったことがあれば、念のため当院へご来院ください。長引く場合は鼓膜切開や鼓膜チューブ留置が必要なことがあります。

慢性中耳炎

鼓膜にあいた穴が閉じずに残ってしまい、中耳の炎症が慢性的に続いている状態を慢性中耳炎といいます。風邪の原因となる微生物が、鼻とつながる耳管から入るだけでなく、鼓膜に穴があいていることで外耳道からも中耳に入り込むようになります。中耳に細菌感染が起こると「耳だれ」の症状が現われ難聴を伴うこともあります。
「耳だれ」がある場合、外耳道や中耳を洗浄し、抗菌薬を中耳に直接入れる処置や内服による治療を行います。状態によって鼓膜閉鎖術手術が考慮されることもありますので、当院へご来院ください

外傷性鼓膜穿孔

耳の穴への強い衝撃が原因で鼓膜に穴が開きます。慢性中耳炎と似ていますが、痛みがかなり強いです。感染が起こるとなかなか症状が取れないので早めの耳鼻咽喉科受診をお勧めします。状態によって鼓膜閉鎖術手術が考慮されることもありますので、当院へご来院ください。

突発性難聴

思い当たる原因もないのに、ある日突然聞こえが悪くなる疾患です。多くは片側の耳で起こります。朝、目覚めたときに気づく難聴の他に、耳鳴り、耳閉感、めまいなどを伴うことがあります。
発症早期よりステロイド剤の内服(あるいは点滴)による治療が行われることが多いですが、循環改善剤やビタミン剤を用いた治療もあります。
突発性難聴は、できるだけ早く治療を開始したほうが聞こえの回復の可能性が高まるとされています。発症から遅くとも2週間以内(できれば1週間以内)に当院へご来院ください。

メニエール病

難聴+めまいを繰り返すのが特徴的な疾患です。嘔吐を伴うこともあります。聴覚症状は様々で、難聴や耳鳴り、耳の閉塞感などがあります。内耳のリンパ液が過剰な状態になることが原因とされており、その誘因として様々なストレスが関係していると考えられています。治療としてはイソバイド(水薬とゼリータイプ)という苦い薬や、めまいを抑える薬が一般的です。耳鼻咽喉科を受診すると適切な薬を選ぶことができるので当院へご来院ください。

低音障害型感音難聴

突発性難聴に似た疾患で、耳鳴り、耳閉感、めまいなどを伴うことがあります。ただし、突発性難聴と違い繰り返すことが多いです。どちらかといえば突発性難聴よりメニエール病に近い疾患です。
治療は突発性難聴と同じく、ステロイド剤の内服(あるいは点滴)による治療、循環改善剤やビタミン剤を用いた治療を行いますが、メニエール病の治療薬を併用することがあります。

老年性(加齢性)難聴

年齢とともに聞こえづらくなる疾患で、聴力検査では両側とも高音部を中心に聴力が低下している特徴があります。老年性と言っても、50歳を過ぎると誰しも難聴が始まります。他の疾患がある場合、健康な人に比べて難聴が進行しやすい傾向があります。長年、騒音の下で仕事をされていた方も進行が早いと言われています。いずれにしても、このタイプの聴力は元には戻りませんので補聴器が必要になります。老年性難聴を放っておくと認知症が進行すると言われています。当院では補聴器外来も行っていますので適切な補聴器を選ぶためにも当院へご来院ください。

耳管狭窄症・耳管開放症

鼻と耳の奥は耳管(じかん)と呼ばれる管でつながっています。この耳管は、通常は塞がっていて、飲み込んだり、あくびをしたりするときに開き、耳の中と外の圧力を調整しています。この働きがうまくいかず耳管が開かなかったり、開きすぎたりすると、様々な症状が現われます。根本的な治療は難しいもののさまざまな対処療法がありますので当院へご来院ください。

耳鳴り

気圧の関係で起こる耳鳴りは、多くの人が経験し、すぐに消える場合は心配ありません。
一方、寝付けないほど気になったり、耳鳴りのために物事に集中できなかったりする場合は、疾患が原因になっていることがありますのでまずはその治療を行います。ただ、後遺症として耳鳴りだけ残ったりすることもあり、根本的な治療は難しいもののさまざまな対処療法がありますので当院へご来院ください。

TOP